davinci-vn's diary

ヴァイオリニスト・社長として気づきや日々の活動などをシェアしたいと思います。

新着ヴァイオリン② Caesar Castelli (カエサル・カステリ) モダンイタリアンヴァイオリン 1954年製

㈱ダ・ヴィンチヴァイオリン山口保行です。


今回紹介するのは、

Caesar Castelli (カエサル・カステリ)
1954年製作のモダン・イタリアンヴァイオリンです。



さて、この楽器ですが以前はとある資産家のお嬢様が
ご使用されていました。
長い間とても大切に扱われていたようで
状態が素晴らしいのです。


こういう表には「見えない」部分が実は大事でして
結果として外観はもとより、内部の状態も良い、

つまり音や楽器の寿命にも影響してくるのです。


既に製作から60年近く経ています。

是非ご覧ください。



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派手過ぎない作りはやはり製作者の
スタイルなのだと思います。


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裏板は木目がそれほど有りません。
実は、新作の楽器と違いオールドヴァイオリンなどは
それほど木目があるわけではありません。


皆さんが良く見かける書籍や写真集、画像などは
良く見えるように撮影、画像処理しています。
(最近はオークションカタログもかなりいじっています)



実際に見ると木目は写真で感じるほどでは
ないのです。



これは楽器を選ぶ上でとても重要なことで、


「木目が多い(キレイ)=良い材料」


と単純に考えてはいないのです。
ストラディヴァリウスやアマティも同様に
素晴らしい木目もありますが全く木目の無い
楽器も数多く存在しています。


特に新作は木目が良いと良く見えてしまいがちです。
それなら素人さんでも分かりますから。


プロは本質を見なくてはいけません。


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この楽器を「良い」と思える方はとてもセンスが
良いです。理由は製作者「カステリ」について、
別途「弦楽器ディーラー参考文献」の記事にて
明らかにいたします。


是非、この素敵なヴァイオリンを手に取って
演奏してみませんか?

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ご連絡お待ちしております。

今日もありがとうございます!



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